漆喰鏝絵

漆喰こて絵は、入江長八から始まったと言われています。
長八作品の技法には、漆喰を主体としたもの、京土を主体としたもの、色漆喰を使ったもの、
胡糊で盛り上げたもの、岩絵具を使ったもの等、種々あります。
当館展示の漆喰こて絵は、その内の一種である漆喰で盛り上げる技法で製作されています。
彩色については現在に即したアクリル絵具で行っております。



先代の漆喰鏝絵が展示されています。

当館の歴史

松崎は今もなまこ壁が数多く見られる江戸時代の風情を残した町・・・
当館先代は、入江長八が創始者と言われる漆喰鏝絵を受け継ぐ左官職人。
中学卒業と同時に左官屋に修行に入り、以来左官一筋で腕を磨きました。
享年67歳という若さで亡くなりましたが、今もその素晴らしい技術は
漆喰鏝絵として当館大広間に展示されており、
宿泊客の心を虜にし、見るものに感動を与えています。
その先代の左官屋としての職人のこだわりを受け継いだ2代目が、
鏝から包丁に持ち替えて、こだわりの料理を心を込めてお出しします。
それが、こだわりの宿「さかんや」です。



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